家庭での布団のお手入れ

布団は人が寝ている間の汗や水分などを吸収し、湿りやすくカビや雑菌の繁殖が考えられますし、肌の触れる部分などには皮脂汚れも付きやすいです。さらにダニなどが繁殖しやすい環境でもあるため、日頃からお手入れをして清潔に保つようにする事が大切です。簡単に出来る方法の一つに、日干しにする方法があります。湿気を取り除くと共に紫外線や熱によりダニや雑菌の殺菌効果も期待が持てるためです。お天気の良い日には出来るだけ干すようにすると良いです。

早朝や夕暮れ以降などは季節によって露が降りる場合もあるため、十分に日が当たる午前中は10時頃から午後は3時頃までが適した時間帯といえます。羽毛が使用されているものは、日光で劣化する場合もあるので、干し方に注意が必要でカバーを掛けたまま干すか、シーツを被せて干すようにし、時間も1時間程度で十分です。羊毛の物も1から2時間程度で十分です。日に干した後、強くたたいてしまいがちですが繊維が切れたり、生地が傷むので力を加減する必要があります。日に干す事が出来ない場合には、布団専用の乾燥機を利用する方法があります。乾燥機には様々なサイズがあったり、衣類の乾燥や靴の乾燥も出来るオプションが付いているもの、ダニ駆除に特化したタイプもありますので、利用用途に合わせて購入をすると良いです。汚れの酷い布団は洗濯が必要になってきます。

クリーニングに出すのが一番良い方法ですが、家庭でも洗う事は可能です。真綿のもの以外は洗う事が可能で、手洗いする場合には布団を空気を抜きながら小さく折り、30℃以下のぬるま湯に衣料用の洗剤を良く溶かして、浸してから押し洗いを10分程度行ないます。洗濯機で洗う場合には洗濯ネットを利用して洗う事も可能ですが、洗濯機の種類によっては洗う事が出来ない機種もあるので、説明書等で確認を行ってから洗濯を行なうと良いです。濯ぎは3から4回ほど、脱水も5分ほど洗濯機で行ないます。手で濯ぎや脱水は難しいですから、洗濯機で濯ぎや脱水が不可能な家庭ではクリーニングにお願いした方が無難です。洗剤が残っていたり脱水が不完全な状態で干したりすると布団が傷んでしまう場合があるので注意が必要です。布団を敷きっぱなしにしない事も大切です。敷いたままににしておくと湿気が抜けにくいためです。押入れにしまう際にも通気性を考慮し、すのこを利用したり、壁と布団との間に空気が通りやすいよう隙間を作ると湿気が抜けやすくなります。